耳日記

日常のあれこれを書いてます。

読後感想(祖国への挽歌)

野伏翔さんの舞台を小説化した
読み物なんですね。


 


初めて読むジャンルです。


ざっくりとしたあらすじは


日本人移民の二世として
カリフォルニアに生まれたジョーは
教会牧師の父親に反発し
16歳で家を出る。


季節労働者として働き
やがて博打打ち(イカサマ?)となる。


日米開戦後、強制収容所に入れられる。


アメリカ兵としてヨーロッパ戦線で戦い
戦後、マフィアの世界で...


といったところでしょうか。



舞台を忠実に再現しているので
仕方がないのでしょうが


読み物としては
少々物足りない感じがします。


が、


ジョーが実在の人物であること


アメリカの市民権があっても
祖先に日本人をもつ人は
強制収容所に入れられたこと


アメリカ兵として戦った日本人達がいたこと
等々知ることができました。


ストレス無く、さくさくと
読み進められるのも良いです。




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韓国語勉強してまーす。
오늘 한글 No.63


 

집을 떠나
家を出て


또 하나의 집을 만나다
もう一つの家との出会い
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